総務省の「家計調査-家計収支編」では、世帯年収ごとの消費支出について調査・公表しています。
あくまで平均なので、たとえば住宅費については持家でローン有無によって全く支出の水準が変わってくるし、家族の人数によっても支出水準は変わると思います。
それでも、世帯年収によって平均的な支出がどれだけなのかを知ることは現在の生活費を見直す参考になるかもしれません。
世帯年収なので独身または共働きの違いによってもずいぶん変わってくると思います。
(上記は”年間”の支出です)
また、住宅費は持家かつローンなしの世帯が多いのか、感覚的には少なすぎるように感じますがこれが実態なのでしょう。
教育費も教育を受ける年齢の子供がいる/いないで違いますのであまり参考にならないかもしれません。自動車もそうですね、保有/非保有または何台持っているかで変わってきます。
そうすると、参考になりそうなのは、基本生活費と保険料くらいでしょうか。
世帯年収別の基本生活費
・世帯年収400~450万円 基本生活費206万円/年
・世帯年収500~550万円 基本生活費238万円/年
・世帯年収700~750万円 基本生活費274万円/年
・世帯年収1000~1250万円 基本生活費365万円/年
・世帯年収1500万円以上 基本生活費538万円/年
世帯年収別の保険料
・世帯年収400~450万円 保険料10万円/年
・世帯年収500~550万円 保険料21万円/年
・世帯年収700~750万円 保険料37万円/年
・世帯年収1000~1250万円 保険料75万円/年
・世帯年収1500万円以上 保険料76万円/年
↓データを編集して、世帯年収別の年間支出について比較しやすいようにツールを作成してみました。
ご自身の家庭の世帯年収をプルダウンで選択し、
それぞれの支出額を入力すると、平均値との差額がでるので、平均的な家計に比べてどこが節約ポイントなのかのヒントになるかもしれません。
家計を考える際の参考になりましたら幸いです。
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