7つの習慣とライフプラン

7つの習慣

将来の生活設計(ライフプラン表)をつくるメリット(効果)は主に以下のようなことだと考えています。

1.現状の家計(年間収支)を把握するきっかけになる。
2.現状の家計から生涯の収支をシミュレーションできる。
3.ライフプランのなかで優先順位を考え、あれこれシミュレーションしたり対策を講じることができる。
4.結果として、安心感につながる。

ライフプラン表をつくったからといってすぐに劇的な家計の変化は起こらないと思いますが、収支見通しを見える化することで、落とし穴にはまらないまっとうな人生を実現しやすくなるのではないかと考えています。

目次

7つの習慣とライフプラン表の関連性を考える

人生の成功、とまではいいませんが、家計面で失敗しないためには数字を追いかけるのみならず、心の在り方も大切だと思います。

ライフプラン表を作る際は、生活に大きなトラブルがなければ・・・という前提つきでしょうから何か大きな事故があると一気に破綻しかねません。

災害、事故、病気、家族間トラブル、他人とのトラブル、収入減の転職・・・

災害やもらい事故などの外的要因の場合は仕方ないといえますが、内的要因によりライフプランを破綻させたくはないものです。
(※外的要因によるリスクシナリオの場合の金銭面は「保険」でカバーできるケースが多い)

7つの習慣-成功には原則があった!』は1990年代以来ビジネス書として1000万部以上売れた本とのことですが、ライフプランの実現というテーマにおいて色々と参考になる点、関連する点があると思っています。

私としても7つすべてではありませんが、いくつかは人生の指針として心に刻み精進しながら生活しているところです。。。

簡潔に私なりの解釈も含め記載するなら7つの習慣とは以下のような感じです。

1. 主体性を発揮する
ひとのせいにしない。できないことに言及するのは無駄だから自分ができることに集中する。

2. 目的を持って始める
目的を中心に据えれば物事を合理的に進められる。あらゆる判断基準の基礎となる。

3. 重要事項を優先する
緊急でなくても重要な事柄を人はないがしろにしがち。長期的に重要な事項のために意識して時間を割く。

4. WIN-WINを考える(win-win or no-deal)
Win-winの関係が築けない取引なら行わない。

5. 理解してから理解される
自分の主張よりもまず相手の状況・気持ちを理解する。それからなら同じ話でも受け入れてもらいやすい。

6. 相乗効果を発揮する
刺激しあうことで共進化を狙う。

7. 刃を研ぐ
スキルを高め続ける。好循環を生み出す!

※それぞれの解釈はあくまで私の理解です。本当の意味とは異なる点があるかもしれません。

上記1~3および7は内的要素であり、ライフプランをつくることにも関係すると思っています。

ライフプランは、長期的な計画を立てる作業ですから「重要事項」を優先する活動といえますし、達成したいライフイベントという「目的をもって」生活する道しるべになります。また、人任せや時の流れにただ身を任せるのではなくライフプランをつくることそのものが「主体的な」活動といえます。

ライフプランをつくり家計の改善を図る、場合によっては仕事の資格をとったりスキルを高めて収入を上げることは「刃を研ぐ」行動です。

4~6は外的要素が加わります。
ライフプラン表をつくる作業でいえば、FPとクライアントの関係に表されるでしょう。

FPはクライアントの状況やニーズを「まず理解し」、それから優先順位に沿って必要があれば改善提案を行います。

FPに限りませんがあらゆる商取引そのものが「win-win」をベースに成り立っていると思いますし、少なからず「相乗効果」があるのだろうと思います。

場面によっては家族間コミュニケーションにも役立っているような気がするので、書籍として世に出してくれたコビィー博士に感謝ですかね。

7つの習慣-成功には原則があった!

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