イデコ(iDeCo/個人型確定拠出年金)の年末調整をしてみた

dc2016

2016年からイデコ(iDeCo/個人型確定拠出年金)をはじめて、年末調整用の払込証明書が届きました。

「平成28年分小規模企業共済等掛金払込証明書 確定拠出年金(個人型年金)」
(漢字おおいな・・)

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私の場合、企業年金がない会社員に該当し、掛金は限度額いっぱいの月23000円。

2016年は7~12月の6か月分で合計138000円を今年払い込むことになります。

来年以降はは12か月分で276000円。

↑この記事でも書きましたが、この138000円が所得税、住民税にどのように作用するのか確認してみます。

目次

社会保険料控除として所得控除となり「所得税」と「住民税」が安くなる

○所得税138000円×私の場合10%=13800円
→これが今年の分として節税となる。

○住民税138000円×10%=13800円
→これが来年の6月以降の住民税節税として影響してくる。

所得税と住民税あわせて27600円の節税効果

掛金138000円に対して27600円のリターン。

所得税・住民税合わせて20%だから、当然だが、リターン率は20%

年収や扶養の状況等にもよるが、一般的な会社員なら15~30%程度のリターンになるかと思います。

複利か単利かでいえば単利になるので、一般的に言われる資産運用の利回りとは考え方が違いますが、約2割戻ってくる資産運用系の金融商品は今ないですよね。

ちなみに来年は倍だから5万円強の節税になる見込み。

掛金276000円に対して、5万円強の節税効果。

2017年1月からの制度改正(対象者拡大)をうけて、各金融機関はイデコ(iDeCo/個人型確定拠出年金)にいっそう力を入れるようなので、この制度はますます普及していくものと思われます。

もしこれからイデコ(iDeCo/個人型確定拠出年金)を始める場合、まず金融機関を選ぶ必要がありますが、確定拠出年金教育協会が運営する「iDeCoナビ」で、取り扱い商品や手数料を比較してみるのがおススメです。

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