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企業向け損害保険の見積もりって何日くらいでできるんですか?
1日あれば保険スタートに間に合う場合もある。 企業向けの損害保険は1年契約が多く、その場合、毎年更新があります。2年・3年・4年・5年契約などもありますが、比較的1年契約が多い傾向にあります。 これは、保険会社が1年契約しか認めていない保... -
保険業界2018年の重大(10大)ニュースは?
約1年前、ということになりますが2018年の年末に、保険毎日新聞社が保険業界の2018年重大ニュースとして以下のようなものを挙げていました。 2018年は特に自然災害の多い年でしたので振り返りの意味で念のためメモしておきたいと思います。 自然災害支払... -
東京海上日動の保険管理アプリ「モバイルエージェント」をつかってみた
個人向けですが、東京海上日動では、保険管理アプリ「モバイルエージェント」を提供しており、ちょっと使ってみた感想を記しておきます。 (アンドロイド、iOS両方あります) 主な機能1 他社の損保、生保も管理できる 他社の損保、生保も管理でき... -
賠償責任保険の保険金は自社で受け取ってもいいんですか?
当事者間の都合で保険金の振込先は選択できる 業務上、他人への対人賠償・対物賠償事故が発生してしまい、賠償責任保険の保請求をする場合、「保険金は自社で受け取ってもいいんですか?」という質問をいただくことがあります。 対人賠償で保険支払対象と... -
【火災保険】事故原因がはっきりしない場合でも保険金は支払われますか?
事故原因が明確でなくても保険金請求は可能 火災保険に関して、施設の損傷があったとして事故報告を頂く際、事故原因が明確でない場合がときどきあります。 たとえば。 ・施設が損傷しているのを発見。原因者不明。(おそらく車が接触したものと思われる)... -
保険会社の業務に生かされるドローンとは?
損保会社の業務は、簡単にいえば、適切に保険を引き受けて、事故があったら適切に保険を払うことです。 近年、普及が加速しているドローンが保険会社の業務にも役立ちつつあるとのこと。 日新火災 ドローン活用で寺社仏閣の物件調査 一般的に、保... -
20年後の企業向け損保はどうなる?
根拠も何もありませんが、20年後くらい(2040年前後)の日本の企業向け損害保険の取引がどうなるか、企業向け損保代理店として、保険種類ごと、取引形態など予測してみたいと思います。 20年後だとまだ私も現役だと思いますので、未来を予測しておくのはこ... -
財物損害が生じた際、保険金査定前に先に修理を進めてもいいですか?
保険事故の際、先に修理を進めてもよいのかどうか 火災保険などの損害保険に加入していて、火災事故や風災事故などが起きた場合、代理店や保険会社へまずは事故報告をすることになります。 保険金支払査定にあたっては、 ・事故報告書(事故日、事故原因、... -
事故時の支払保険金に納得できずそんぽADRに相談する人はどれだけいるんですか?
保険会社も間違うことがあると考えるべき 何か事故があって保険請求する場合、保険会社からの支払保険金の案内について「間違いない」とか「それに対して異議を申し立てるなんておこがましい」などと考えてしまっている方がいますが、保険会社もたまに間違... -
巨大地震発生時の初動対応は何をすればよいか?(総務担当者向け)
災害発生時に中心的役割を果たさなければならない総務担当者 日本企業の場合、保険を担当するのは「総務部」が多いと思います。 「総務部」という部門名称がない会社の場合は「管理部」とか「経営企画部」とかが多いですね。 または、社長自らが保険を担当... -
インドはどれだけ交通事故・交通事故死者数が多いのか?
先進国の交通事故死亡者数は? 以前、日本と世界各国の交通事故死者数、事故率は?という記事を書きました。 ドイツ、フランス、イギリス、オランダ、アメリカ、韓国、日本など比較的先進国の自動車事故事情を調べまして、ざっくりいうと、 ・アメリカは保... -
賠償責任保険が付いている産業ドローン用アプリとは?
急拡大中のドローン市場 この数年で急に利用シーンや市場が伸びている感のあるドローン。 安定した飛行と高機能カメラのおかげで、大規模工事現場や橋、道路などのインフラ、施設の点検・警備、危険区域・高所からの映像確認や、農林・漁業の作業の効率化... -
2018年9月の台風21号被害による保険金支払は歴代何位?
2018年9月4日前後に関西地区を襲った台風21号は凄まじい威力で、たまたま関西圏にて勤務していた私としては人生で最も強烈な風力を体感した出来事でした。 当時、関西圏の担当取引先は数十社ありましたが、施設を保有している企業は、屋根、壁、ガラス破... -
「LINEほけん」は何がすごいのか?
フィンテック(インシュアテック)の話としてLINEほけんについて触れてみたいと思います。 スマホにLINEアプリが入っていれば、「ほけん」のボタンがあって、最低100円からとお手頃な保険料でお手軽に保険に入れちゃうという仕組みです。保険に加... -
2025大阪万博で関係する損害保険は?
2025年の万博楽しみですね! 2025年に大阪で開催されることが決まっている万博。 万博の想定来場者数2800万人、期待できる経済効果は2兆円にもなるとか。 また、日本にとって次のような良い効果が期待できるそうです。 1.最先端技術など世界の英知... -
保険代理店におけるBCPとは?
近年でいえば津波や大規模水害、地震の際、保険代理店そのもののBCPがクローズアップされるということがありました。 保険契約者(被保険者)が被災しているとき、同時に保険代理店も被災してしまい、十分な事故対応ができなくなる場合があります。 (... -
建築工事に関わる損害保険についてざくっと全体像を教えてもらえますか?
建築工事と損害保険は関係が深い!? 損害保険は偶然かつ突発的な事故によって何かしらの金銭的損害を被った場合に、保険金にて損失補てんを受けることができる金融商品であり、とりわけリスクの高い業種の一つと言われているのが建設関係です。 工事中は... -
再保険会社とはなんですか?
一般の保険契約者にとっては「再保険」とは馴染みのない言葉または仕組みかもしれません。 再保険とは「保険会社のための保険」とも言われ、巨大地震など保険会社1社では引受きれない損害に対しても保険金を滞りなく支払えるようにするために、元受保険会... -
保険料の算出基礎数字ってなに?
保険料は算出基礎数字を基に計算される 企業で損害保険を担当している方なら、損保の見積もりの際、保険代理店または保険会社から「保険料算出基礎数字として●●●を教えてください」と依頼されると思います。 たとえば、施設賠償責任保険なら、その施設の延... -
(住宅・社宅用)火災保険の10年契約ができなくなる
住宅物件の火災保険は最長5年までになる見込み NHK NEWS WEBによれば、大手損保会社各社は今後、住宅物件の火災保険については10年契約をなくして、最長5年契約までとする方針であるとのこと。 近年の大型台風をはじめとする自然災害の増加により巨額の保... -
場所を借りてお店をオープンします。どんな保険に入ればよいですか?
飲食店舗や物販店舗、サービス店舗など、場所を借りてお店をオープンする場合、どんな保険に入っていたらよいか相談を受けることがあります。 既に何店舗かあって、ひとつ追加する場合は、これまでと同じように保険付保しておけば良いのでしょうが、最初の... -
【火災保険】小さい物件程しっかり保険金額を確かめるのはなぜ?
小さい物件の方が事故時に問題になりやすい 火災保険契約で、1箇所で資産規模数十億円、数百億円など大きな物件の場合、正しい保険契約をするために、専門の鑑定人をいれて、「平場鑑定」を行うことがあります。 「平場鑑定」というと聞きなれない言葉遣... -
【傷害保険】保険金が支払われない主な12ケースを紹介
傷害保険はケガをした場合に予め定められた保険金が支払われるものですが、一般的に以下のような場合には保険金は支払対象外となりますので、覚えておくと良いでしょう。 1.契約者または被保険者の故意または重大な過失 自傷行為とか、ケンカとか、「これ... -
【火災保険】保険金を受け取ると翌年の保険料は上がるんですか?
火災保険には明確な割増引のテーブルはない 保険事故によって保険金を支払う際、「保険をつかったら翌年の保険料はどれだけ上がりますか?」とよく質問を受けます。 個人の自動車保険のように、保険を使えば保険料が上がるとお考えの方もいらっしゃいます... -
【火災保険】保険金支払の回答はどのように来ますか?
昨今の大型台風等自然災害によって多くの被害が発生し、とりわけ火災保険の保険金支払が増えています。 台風等によって保険対象物件(建物など)に被害を受けた場合、 ・保険代理店または保険会社へ連絡 ↓ ・主に修理見積もりや写真にて保険金支払査定 (... -
BCPが機能すればどんな巨大災害でも乗り越えられるのか?
BCPとは BCPとはBusiness Continuity Planの略で、日本語でいえば「事業継続計画」となります。 巨大災害や大事故で被害を受けたとしても自社の事業をなるべく早く復旧させるための計画を策定することを意味しており、有事の際には、誰がどんな対応... -
サイバー保険がセキュリティ会社のサービスと連携、市場拡大中
不正アクセスなどのサイバー攻撃に対応する保険として、数年前から各損保会社で企業向けに提供されているサイバー保険(商品名は各社によって異なる)ですが、2018年度は様々ある損保商品の中でもとりわけ新規契約数が伸びているとのこと。 Economic News... -
損害保険代理店の手数料はどれくらい?
損保代理店の手数料と代理店の存在意義 お客様から直接尋ねられることは少ないのですが、保険料のうち代理店の手数料はどれくらいなのか気になる方もいらっしゃると思います。 ネットで検索すると、損害保険の場合、保険料の15~20%が代理店の手数料とし... -
中小企業のサイバーセキュリティ対策が重要な理由
中小企業向けサイバーセキュリティお助け隊 サイバー攻撃のひとつの手段として、まず中小企業のコンピューターに入り込んで、そこからサプライチェーンで繋がっている大企業へ侵入する、ということがあるそうです。 確かに、という感じですが、セキュリテ... -
少額保険料でも使えるスマホコンビニ決済とは?
新たな保険料の支払い方(スマホコンビニ決済) 損保ジャパンでは、2018年11月から、スマホを使って自動車保険料や火災保険料の一部をコンビニで支払えるサービスを提供しています。 保険料の支払い方としては、昔(十数年以上前)は代理店が領収する方法...