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子どもが一人増えると大学卒業までいくらかかる?
ライフプラン作成相談で「子どもを育てる費用」に関することは16% ライフプラン表作成にあたって相談の多い項目は以下のようなものでした。 ※数字は2016年~2021年5月までにあった相談件数 個別のライフプラン表を作成、エクセルで提供します 見える化す... -
ライフプラン表のスタート時点は当年の1月1日が良い理由
ライフプラン表のスタートを「現時点」にするとちょっと面倒 ライフプラン表を作成しようとするとき、一番初めに悩むのが、スタートをいつに設定するべきか、ということです。 ついやってしまいがちなのが、現時点での貯蓄額を洗い出して、そこからライフ... -
たとえば「資産運用ができれば保険は少なくていい」という話-ファイナンシャルプラン関連しあう6分野
個人のライフプランを考えるとき、ファイナンシャルプランニングでは主に以下「6つの分野」を扱います。 そして各分野は独立して考えるものではなく少なからず他の分野と関連しあうものです。 ライフプランニング・リタイアメントプランニング 金融資産運... -
損保代理店数の推移(2002年~2021年度の20年間)
保険代理店数の推移と募集従事者数の関係 損保協会によれば、2023年度の損保代理店数は約15万店であった、とのこと。年々減少傾向で、前年比で5500店(3.5%)減少となっている。 図には記載されていないが、2001年には代理店数が約51万店から約34万店に激... -
長期投資の効果-だれでも1億円はつくれる
誰もがウォーレンバフェットにはなれないが・・ ロバートアレンの『ロバート・アレンの実践億万長者入門 ― 生涯続く無限の富を得る方法』では、毎日10ドル貯金して、年20%で運用すれば、20年後には100万ドル(約1億円)になる。つまり、だれでも億万長者... -
将来のライフプラン表をつくったら家計が大赤字だった場合はどうすればよいか?
将来の生活設計を作っている世帯は4割程 2020年の金融広報中央委員会の調査によれば、将来の生活設計(ライフプラン)を作っている世帯は43.4%とのこと。2019年までに比べて一気にその割合が増えている。 長期的なライフプランの重要性が少しずつ浸透し、... -
医療保険・がん保険は必要なのか?
保険会社からすれば医療保険やがん保険の利益率は高い 「医療保険やがん保険は必要なんでしょうか?」と質問をいただくことがあります。 私も医療保険はどうしても必要な保険ではないと思っています。仮に日額1万円の保険で30日入院しても30万円しかもらえ... -
最低限身に付けるべき金融リテラシー15項目
平成25年(2013年)なのでだいぶ前になりますが、金融庁より『最低限身に付けるべき金融リテラシー』という冊子が発行されました。いま(2024年)は公開されていないようですが、普遍的なことが書かれていました。 リテラシーとは、その分野に対する知識(... -
夫婦の財布が別の場合、家計簿はどうすればよい?
夫婦で別々に家計管理をしている場合のリスク 共働きなどで、夫婦の財布が別々という場合もあります。家計分担として、たとえば基本的には夫が生活費を負担するが、食費のみは妻が負担して、あとはお互いに自由、のようなケースもあるでしょう。 それでお... -
たとえば30歳で結婚したら100歳までのトータル支出はいくらになる?
一世帯にかかるトータルの費用ってどのくらい? たとえば30歳で結婚したら一世帯の生涯(たとえば100歳まで)にかかる費用はどのくらいか。 仮に、子供が二人、夫婦とも100歳まで生きるとしてみる。 項目必要なお金基本生活費年300万円×70年=2.1億円住宅... -
公的年金だけでは不足する老後生活でも資産運用効果で資産が減らないライフプラン例
「老後2000万円問題」は甘い。「老後"4000万円"問題」くらいが妥当だと思う。 モデル世帯(夫会社員、妻専業主婦)の公的年金受給額の水準は年250万円程と言われています。 一方、総務省家計調査によれば老後無職世帯の年間支出は年間約300万円程とのこと... -
老後資金不安はライフプランニングとNISA,iDeCoなど積立投資で解決できる
世界でもっとも高齢化率の高い「日本」 世界銀行では、"65歳以上の人がその国の人口に占める割合"を「高齢化率」と定義し国別の高齢化率を発表しているそうです。日本は2位ですが、1位のモナコの人口は3万人程の例外ですので、実質的には日本が1位とい... -
【NISA/iDeCo】投資信託3つの特徴と、もし10年前からコツコツ積立分散投資していたら?
投資信託とは? ざっくり特徴3つ。 NISAやiDeCoにも使われている投資信託。株などとどう違うのか以下3つの特徴を理解しておくといいと思う。 特徴1:小口資金で投資可能投資信託は、個別企業の株や様々な債券等を数十~数百集めひとつのファンドをつく... -
国はこの7つの施策で日本人の老後資金を確保するつもりだ
人は重要なことでも緊急性がないものは想像力が働きにくい。 将来のことなので具体的な想像ができていない方も多いかもしれないが、とりわけ40代以下は少子高齢化による年金不安を少なからず持っている。 国もおそらく、年金制度の維持について相当なシミ... -
仕事とはすべて”整理整頓”だと思う件
「仕事で大事なのはまず整理整頓」というが、極論をいえば仕事のすべてが整理整頓である。 机の上や机の中、書棚等の物理的な整理整頓だけでなく、"広義"の整理整頓という意味では、営業、販売、マーケティング、人事、取引関係、経理、財務、企画、マネジ... -
なぜ自分でライフプラン表をつくる必要があるのですか?
なぜ自分でライフプラン表をつくる必要があるのか 資産家などであまりお金の心配がいらない人は別だが、多くの人にとって将来の収支を見える化して今後の家計運営を考えておくことは有用である。 家計運営は、「基本生活費」「住宅費」「子供の教育費」「... -
死亡保険 必要保障額を計算してみよう!
加入中の死亡保険金の額を覚えていますか? もし自分(もしくは世帯主)が亡くなったらいくら保険金が支払われるか正確に把握していますでしょうか? 日本人は9割程が生命保険に加入していますが、一度加入するとあまり見直すことがなく、毎月(あるいは... -
認知症とは?原因と治療・予防法
認知症とは?〜認知症の種類、メカニズムと症状〜 認知症とは、記憶力や思考力、判断力などの認知機能が徐々に低下し、日常生活に支障をきたす病気。これは単なる「物忘れ」とは異なり、脳の機能そのものが障害されることにより、生活の質が大きく損なわれ... -
65〜69歳でも2人に1人が働いている。リタイアを65歳→70歳にすることによる生涯収支への影響はどのくらい?
65歳以上で働く日本の高齢者、最多の914万人(4人に1人)2023年 総務省によれば2023年の65歳以上の高齢者の就業者数は914万人で過去最高になったとのこと。 65歳以上の日本の人口は3600万人程だから、914万人÷3600万人≒25%(4人に1人)となる。10年前の201... -
ネット生命保険はどの会社が最もリーズナブルか?(医療保険編)
そもそも医療保険とはどういうものか抑えておこう 医療保険というのは、基本的には入院したら日額〇千円の保険金を払いますよ、という保険である。 たとえば風邪で通院だけ、は保険が出ない。 病気でもケガでもいいから「入院」することが保険金支払いの要... -
高額療養費制度があれば医療保険・がん保険は不要?(2024年)
高額療養費制度とは 高額療養費制度は、医療費が一定の限度額を超えた場合に、超えた金額が払い戻されるなど自己負担額が抑えられる制度。たとえば現役世代で年収600万円の人が1か月間で健康保険適用の標準治療を受けて医療費が100万円かかったとしても、... -
【年収別遺族年金の額】生命保険は遺族年金を踏まえて加入しよう(2024年版)
遺族年金がどれだけ受け取れるかを確認して生命保険料を適正化しよう 日本では世帯あたり一人以上生命保険に加入している割合が約9割と言われる。しかしながら、公的な遺族年金がどれだけ受け取れるのか、または加入している生命保険で生涯収支に過不足な... -
30~64歳の子のない妻の遺族厚生年金が生涯給付→5年給付に変更となる方向
30~64歳の子のない妻の遺族厚生年金が生涯給付→5年給付に変更となる 厚生労働省は、子のない妻の遺族厚生年金について、30歳以上の妻の場合、現行では生涯給付を受けられるものを、「5年給付」にしようとしているらしい。 【PDF】厚生労働省『遺族年金制... -
保険契約一覧表(エクセル・無料ダウンロード)
自分の保険契約を把握していますか? 日本人は保険好きといわれ、1世帯あたり1人以上保険に加入している割合は約89.8%。それでいて保障内容に対する「充足感あり」は53.6%。"まだ足りない"と思っている人が半数もいるのですね。 (生命保険文化センタ... -
貧困老人の悲劇とライフプランの重要性
ライフプランをつくる目的とは ライフプラン表(キャッシュフロー表)をつくる最大の目的は最終的に貧困老人にならないため、老後破産しないため、とも言えます。 「老後も大丈夫」、という将来予測ができてはじめて、・それじゃ、〇〇〇〇万円の住宅購入... -
平均的な家計や貯蓄ってどんな感じ?(家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯] 2023年)
金融広報中央委員会では毎年、家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]を行っている。 調査の目的は以下2つ。 (1)家計の資産・負債や家計設計などの状況を把握し、これらの公表を通じて金融知識を身につけることの大切さを広報すること(2... -
ライフプラン表ヒアリングシート
ライフプラン表作成サービス用のヒアリングシート このヒアリングシートはココナラで出品中のサービス用です。 個別のライフプラン表を作成、エクセルで提供します 見える化することで、将来の家計の不安がクリアになります! -
ライフプラン表をつくって、いくらまでの住宅購入ができるか検証する方法
高騰する住宅価格 近年(2024年)は住宅価格がどんどん上がっている印象があると思います。 国土交通省の不動産価格指数によれば、マンションについては2008年に比べて2024年には全国平均価格が約2倍になっています。 2008年に全国平均で3000万円弱だった... -
サイトのテーマをSWELLに変更
これまで使用していたThe ThorからワードプレステーマをSWELLに変更した。 The Thorはテーマの更新があまりされないのと、SWELLの方が最新のブロックエディタで編集しやすそう、簡単におしゃれなデザインになりそう、と思ったため。 今回は試しにスマホで... -
【2070年】65歳以上の高齢化率がやばいことに(29%→39%まで上昇)。大介護時代となる?
40~50年後のことなのでまだ先の話のようだが、日本では65歳以上の高齢者の割合が、現在(2020年代)の29%から、2070年頃には39%まで上昇する見込み。 いまでも「老老介護」が問題になっているが、今後ますます拍車がかかる。 なお、現在の高齢化率29%は平...