世界的な保険ブローカーであるエーオンとウィリスタワーズワトソンが経営統合するとのこと。
規模的に2位と3位の保険ブローカーが一つになることで、マーシュを抜いて世界最大の保険ブローカーになります。
エーオンおよびウィリスの日本法人もあり、それぞれ保険ブローカーまたは保険代理店として活動しているので、今後、事務所の統廃合、人材の再配置、社名の変更など何らかの影響が出てくるのでしょうか・・
それぞれ全世界でいえば数万人の会社なので、日本の大手保険会社くらいの規模があります。
一方、日本の保険代理店は一番大きい保険の窓口で3000人規模で、その他は大きくても数百名、平均すれば1社あたり10名規模。
日本初の世界的な保険代理店(ブローカー)というのは今のところありません。
大きければ無条件に良いというわけではありませんが、システム面やノウハウ、間接コスト、保険会社との交渉力など、経営の効率化という意味で会社規模は一定の影響があるでしょう。
保険代理店は顧客との接点であり、その業務品質が顧客満足度に直結します。
日本にも1万人規模の保険代理店が2~3個あると保険業界の在り方とか存在意義、社会への影響などだいぶ変わるかなという感じがします。
(注)記載のある各保険については一般的な内容の説明です。