↑リスク対策.comより
世界経済フォーラム発行「グローバルリスク報告書2020年版」(マーシュジャパン/マーシュブローカージャパンによる翻訳)によれば、今後10年間に発生する可能性の高いリスクは以下のようになっているとのこと。
(1)異常気象(洪水・暴風など)
(2)気候変動の緩和や適応の失敗
(3)自然災害(地震・津波・火山爆発・地磁気嵐など)
(4)生物多様性の喪失と生態系の崩壊
(5)人為的な環境災害
※政治、経済、学術など各界のトップリーダー750人以上に行ったアンケート調査の結果
また、発生した場合に影響の大きいと考えられるリスク上位5つは以下の通り。
(1)気候変動の緩和や適応の失敗
(2)大量破壊兵器
(3)生物多様性の喪失と生態系の崩壊
(4)異常気象(洪水・暴風など)
(5)水危機
ざっくりいえば、「巨大な自然災害」と人為的な「戦争」「水資源問題」ということでしょうか。
これらはグローバルなトップリーダー達が危惧しているリスクということで、世界全体の課題として認識され、優先的に対策が打たれるものなのでしょう。
台風(ハリケーン等)、森林火災、洪水を中心とした巨大災害は毎年避けられない問題になっていますね。
巨大地震、巨大噴火リスクについても、ひとたび起きれば人類の世界観が変わるほどの脅威を秘めています・・
また、アンケートの時期が関係していると思いますが、感染症リスクについてはランクインしていません。
トップリーダーといえど、感染症によってここまで世界経済に影響が生じるとは想像できなかったのでしょう。
これらリスクの予防と顕在化した際のカバーとして保険がうまく活用できるといいですね。